「わかる」から「出来る」へ

授業が分かりやすい先生や講師は五万といます。しかし、「本番で出来るようにさせる講師」は数が極端に減ると思います。

学習塾の講師をする上で「1回正解を出せた」「正誤は関係なくとりあえず全問解いた」ことで満足する子供たちを多く見てきました。

そういう子たちは決まって少し時間を置くと、ほとんど出来ない状態に逆戻りしています。その場では分かった気や満足をしていても、その知識を定着させなければ結果には結び付きません。必要な時にその知識を引き出すためには多面的に問題を解いていなければ難しいと私は感じています。

例えば、「1192年に鎌倉幕府を開いたのは?」という問題も切り口を変えると「1192年に源頼朝が開いた幕府は?」や「源頼朝は何年に幕府を開いたか?」など同じ部分だけでも何通りも問題は作れます。

もちろん教科書をしっかりと覚えている子たちはどの角度からでも知っている知識の問題なら解けるでしょう。しかし、ただ問題を解いて満足してしまっている子たちはおそらく一つの角度からの問題しか挑戦していません。

学校のプリントやワーク、問題集などでも多方面の問題が記載されていないことが多く感じます。それを解決するため、今までの塾講師としての経験をこの『ポチがく』に黙々と入魂していきました。

単調にならないように、そして何度も何度も自然と反復できるよう出題形式などにも工夫を凝らし仕上げております。

そして、中学生ぐらいまでの子供たちは一人で計画的に勉強を進めていくということはほとんどの子で無理であると感じています。そのためにはお家の方の一声がすごく大切になります。

そこで、声掛けをしやすいように実際どれくらいの量をこなしているのか、どれくらいの時間を実施しているのか、実際の正誤はどれくらいなのかなどの情報もすぐわかる仕様になっております。

私は子供のころ、どうにかして楽な方へと行く癖がありました。しかし、それは逃げ道を知っているからであり、逃げ道がないと感じた時は何事も挑戦をしていました。これは今の子たちも同じだと思います。

計画的に進めるために毎日の時間を決め、それを確認してもらう。たったこれだけで見違える成果が出てきます。

ただ、お家の方も毎回確認する時間もない方も多いと思います。そのような方にもある程度は把握しやすいように定期的に実施単元はメールにてお知らせ致します。

『ポチがく』と「お家の方」、そして「本人」が勉強に対して良好な関係を築きやすい、本人のプラスになりやすいようにと組み立てております。

一人でも多くの子供たちが勉強に対する苦手がなくなればと日々考え行動に移しております。

『ポチがく』は中学校で習う英数国理社の主要5科目に対応しており、中学生内容に特化したスマホ(タブレット・パソコン等)を使用したICT教材です。

元々は塾生のために作成運用しておりましたが、使いたいという声を多数頂いておりましたので「ポチがく受講生」を受け付ける運びとなりました。

ブラウザアプリでの反復学習、プリントを印刷しての紙媒体での学習、わからない箇所の質問可能、と効果的に学習し、知識の定着・点数アップのサポートを致します。